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アレルギー性鼻炎と花粉症外来
Kahun.jpg 花粉症とは?
大北メディカルクリニックでお勧めするアレルギー性鼻炎の対策法
声と心と音楽と・医師を志した理由
自分が花粉症という事実
患者の皆さんに伝えたいこと

花粉症とは

 ここで簡単ですが、花粉症の説明を少しさせていただきます。

 花粉症とは植物の花粉(スギ、ブタクサ、カモガヤ)が原因で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの症状を起こす病気の総称で、花粉によるアレルギー性鼻炎のことです。花粉症は20~40歳代に多く、また女性により 多い病気とされています。多くは春先に蔓延する病気ですが、最近では秋にも見られるようになりました。また去年まで大丈夫だった人でも、くしゃみや鼻水が止まらないという症状に悩まされることがあります。花粉が飛んでいる時期は症状が続き、時期が来ると自然におさまってくるわけですが、一度花粉症になると、翌年以降、季節の到来とともに再び症状が出始めます。

花粉症に関して言えば、どのような地方が多いのかといえばそれは難しいところです。例えばスギ花粉が多いところにスギ花粉症が多いのかというと、空気のきれいなところでは、スギ花粉がたくさん飛んでいてもそれほど酷くない人もたくさんいるわけです。田舎の方で出なかったのに、都会に出てきて出るようになったという例もあるので、明らかにスギ花粉とその人の体、この二つだけの問題ではなくて、間に大気汚染というのが確実に入ってきているのだと思います。つまり窒素酸化物、いわゆるノックス(NOx)との関係ということになります。

 では花粉が飛んでくるとなぜ花粉症になるのか、という点ですが、人間の免疫機能との関連性からお話させていただければわかりやすいのではないかと思います。

 人間の身体にはさまざまな免疫機能が働いておりますので、通常は外敵が体内に侵入した場合に、.外敵を排除しようとする働きがあります。その一方で、ある一定の排除を行い、それ以上は排除しなくてもいいよというような場合はそれを抑制する免疫機能も発生します。このバランスが保たれていることによって、人間は快適な生活が営めるというわけです。花粉症はこの免疫の抑制作用が弱まって起きる病気と考えられています。つまり、抑制作用が効かず、ウイルスや細菌といった外敵でないものをいつまでも攻撃してしまう現象です。

 Th2という免疫細胞があります。Th2とは、鼻をはじめ人間の身体のあらゆる粘膜で異物の侵入を防ぐ免疫細胞の1つです。Th2は、食物のうちアミノ酸に分解しにくい異種タンパク質の侵入を防ぐ役割を果たしています。普段から全身の粘膜を巡回し、その状態を絶えず監視しています。そしてひとたび、どこかの粘膜から異種タンパクが侵入したと感知すれば、すぐさま現場へ直行して敵をやっつけるのに必要な分のIgE抗体を配備して身体を守ってくれる、本来はたのもしい正義の味方です。

 ところが現代人の身体は、肉類などの高タンパク質の食生活でTh2が活性化しすぎているのです。そのため必要以上のヒスタミンを過剰に分泌、IgE抗体の生産過多になります。花粉はタンパク質でできていて、これを異種タンパク質として捉えることによって、IgE抗体は過剰に攻撃を続けるというわけです。ですからTh2が活性化しすぎないよう、過剰なタンパク質の摂取をさけることも大切です。私が先ほどお話ししました高タンパク食品を控えましょうというのはこういった理由からです。

 しかしながら、先ほどもいいましたように患者さんに、高タンパク食品の摂取を控えるようにしてもらうのはなかなか難しいことです。またヒスタミンを抑えるなどの対処療法では、根本対策になりません。食生活の改善はもちろんですが、何か根本的にこの免疫異常を改善する方法はないものか?私は日々の診療や講義の合間などでこのことをよく考えるようになっていたのです。

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大北メディカルクリニックでお勧めするアレルギー性鼻炎の対策法

内服療法、吸入療法、注射療法、点眼、点鼻療法

状態に応じて、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、漢方薬、点眼薬点鼻薬などを処方しています。また即効性を期待する場合には鼻内注射、静脈注射、筋肉注射も可能です。(保険対応あり。)

鼻粘膜焼灼術

アレルギー性鼻炎による鼻閉(鼻づまり)が強い場合に行います。高周波ラジオ波又は薬品にて下鼻甲介粘膜を焼灼し、粘膜の腫脹を軽減します。局所麻酔下に行い、処置時間は約15分です。粘膜の状態により、2~3回の処置を必要とすることもあります。(保険対応あり)

減感作療法

アレルギーの原因である抗原(ハウスダスト、スギ花粉など)を低濃度から少しずつ注射、体内に抗体をつくらせる免疫療法で、抗体の出現につれて鼻炎症状は軽快してきます。治療期間は6ヶ月から3年です。(保険対応あり)

腸管免疫療法(保健対応なし

アレルギー、膠原病、ガンなどの慢性病は腸管免疫との関連が示唆されています。そこで、食事療法や腸内の善玉菌(乳酸菌等)を増やす方法、整腸作用の他、免疫力の向上、アトピー性皮膚炎の抑制など、幅広い効果が報告されています。

当院では、これらの方法を用い、効果をあげています。

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声と心と音楽と・医師を志した理由

 私の姓は松永と申しますが、私の医院が大北医院だということで、たいがいみなさん、「大北先生ですか」とか「院長でらっしゃいますか?」とおっしゃいます。しかし、私は前院長でありました母親の後を継いで現在、この医院を院長としてまかされております。
「大北」という名前は母の旧姓であり言い伝えによると新田義貞の流れを汲んでいるのだそうです。
 14世紀頃から医者、または薬師らしいことをやっていたということです。ただ文献にて記されているのは江戸時代からではありますが、この家は長年、医業を家業とし、もし大北姓を私が名乗っていたとしますと36代目になります。私の祖母の代で大北という人間はいなくなりましたが大北家の意思は残そうということで医院の名は「大北医院」とさせていただいております。

 耳鼻科医になりましたのは私の環境の影響であると思います。自分の父親、叔母、叔父、いとこなど全員入れると家族の中に耳鼻科医が10人もおりました。いわゆる医系家族でありました。小さな時からずっと「医者にならなくちゃ。」と言われるわけです。いやがおうでも医者にならないと人間ではないという、そういう雰囲気が家の中には出来上がっているわけです。

 そうはいいましてもそんなに優等生ではありませんでしたから生まれてからずっと医者になることだけを考えて生きてきたわけではありません。私は音楽が好きでしたら、唄をうたったり、お芝居をしたりして、しばらくちょっと医療とは関係のないことをやっていた時期もありました。しかし、その分野はその分野で非常に厳しいものがあります。
そこで、頑張れば頑張るほど自分の才能がみえてまいります。すると、自分には最高の歌手になる能力は無いだろうということが分かってまいりますから自分自身で唄うのではなくて、歌う人のためになる医者を目指そうということになったわけです。

 医者になりしばらくの間は東京大学医学部にありました音声言語医学研究施設で助手を勤めさせていただいたおかげで喉頭に関するいろんな研究ができました。また自分自身、歌っていたという経験を生かしながらの研究や臨床もできました。
それゆえおかげさまで国の内外問わず、有名な方に来ていただいて、その人たちの喉を見せていただいています。いろんな音楽関係の会社からの依頼でデビューする前の、もしくはデビューした後の歌手の人たちのボイストレーニングなどもしています。

 また私の研究テーマの一つに「声と心と音楽と」というものがあります。人間の声と言うものは研究対象としては非常に面白く、また深いものです。それというのも間違いなく声と心とはいつもつながっているものだからです。元気な時は元気な声が出ますし、嫌なときは嫌な声になります。そうした声と心の関係は非常に興味のある分野なので、今は神戸女学院大学で音声生理学、音声病理学、そして音声心理学というものを教えています。

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自分が花粉症という事実

 このように耳鼻咽喉科医師として、また音声学の講師として、いろいろなところで皆様のお役に立てるように務めさせていただいているのですが、実はとても恥ずかしいことに私自身が花粉症のひどい患者でした。昔はいつもステロイドのお薬とか抗アレルギー剤などをいっぱい使っておりました。しかし根本的にはなかなか治らなかったわけです。
するとこの春ときめくすばらしい季節がやってくるにもかかわらず気分的には嫌になり、医学を志すものとしては情けなくなってまいりました。

 こうなってくるとこれは自分ひとりの問題ではなくプロフェッショナルの医師としては仕事についての責任問題になってきます。私は考えました。
「なぜ、アレルギーというのは完治できないのだろうか?欧米でその患者数は増加し続け、日本でもその後を追うようにアレルギーや癌などの免疫関係の患者が増えてきている。」日本と日本人の何が変わってきているのだろうか?人か?それとも環境か?

 そこで私が着目したのはやはり心でした。心とは単なる精神療法や心理学的なことだけではありません。人間という生命体を構成する全ての細胞レベル間での情動的な目に見えない要素です。全体から見た個、また逆の方向から見ますとそれぞれの構成要素である細胞ひとつずつとその集合体としての体とを結ぶ何かです。
 すると、この次にそれぞれの細胞レベルでの問題を考えますとその細胞を成長させる栄養の問題も大きな問題として捉えなくてはならないことが分かってきます。つまり医食同源ということです。口に入るものは全て薬、または毒となりうるということです。食べ物です。その二つをちゃんと抑えておけばそれ以外は適度な運動であるとか、睡眠ということになってきます。
 まず1番目が「心」、2番目が「食べ物」。それがまず間違いないところだと思うのです。

 この大原則に則って、自分の花粉症を捉えてみると、「心」はまずどうしようもない状況だったのです。カウンセラーにかかる費用もなかったので諦めました。それに西洋医学的にはさして問題となるものもありませんでしたからこれは後でじっくり取り組もうということになりました。となるとすぐにできるのは2番目の「食事」でということになります。

 食事の中でやっぱりいろいろな文献を見ますと、哺乳類、牛とか豚の特に脂肪の部分ですが、そういうものをたくさんとるようになってアレルギーや癌などの免疫病、膠原病というのが増えてきたとあります。では自分の食べているものからこれを外そうということにしました。

 とはいってもラーメンも好きですから食べていました。コンソメも食べるわけです。ただステーキとかトンカツとかそういったいかにも牛、豚というかたちのものは食べるのを止めました。それはスープとかそういったものまで止めると家族のものが困るわけです。一番すごいときには牛も豚も食べないし、鳥も卵もやめていました。それからコーヒーを一杯飲むのでも精製糖、つまりお砂糖を入れるのもやめていました。もし使うとすれば黒砂糖とか羅漢果とかそういったものを使っていました。

 そんなことできないよ。と思われるかもしれません。しかし、それぐらいのことをすると確かに良くなるのです。私もびっくりしました。多少は残りましたが、飲み薬がいらなくなって、鼻にスプレーをする程度でよくなりました。しばらくそれをやっていたのですが、やっぱりずっとその状態を続けるのは困難でした。結局、牛と豚だけはやめたままで今では鳥は食べますし、ケーキなども食べるようになりましたが食事療法によって花粉症が改善するということは実感いたしました。しかし季節的にはまだぐしゅぐしゅしますので完全には治りきっておりません。根治するのは難しいけれど、共に頑張って治していきましょう。

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患者の皆さんに伝えたいこと

 それで一番の問題は自分の患者さん達にはどうするかということです。いまお話したようなこの手の話をしても、やっぱり「それはつらいですね」とおっしゃるわけです。もちろん十分理解できる話です。そうした経緯で、いろいろなお薬である程度やっていくことになります。漢方薬なども使いながらです。

 確かに病気を押さえ込むのに、急速にはステロイド、抗アレルギー剤という薬は使えるし、少しずつ良くしていくのには漢方薬も使えるけれど、やっぱりいくらいいものを入れても、またどんなお薬を使ってみても、変な食べ物、例えばコンビニエンスストアでのたくさん防腐剤が入った食べ物とか、インスタント食品みたいなものばかりを食べていて、決して人間は元気になるはずがありません。食べ物をきちんと摂っていても、最近の食物環境というものはすこぶる害されておりまして、ほうれん草、ナス、トマトなどに含まれるある種の栄養素は50年前と比べると半分以下になっていることが農林水産省からも報告されております。それではいくら食べても意味がありません。カロリー的には飽食であってもミネラル、ビタミン的には栄養失調という状態の人が大勢いますからある程度はサプリメントなども上手に使っていくと、結構、体調は改善してくるのだな、とわかってくるのです。

 というのは、私には娘が3人いるのですが、そのうちの2人までがアトピー性皮膚炎になってしまったのです。私はどうしたかいいますと、その子供たちを良くするために乳酸菌系のサプリメントを使い出したのです。そうすると抗アレルギー剤、漢方薬で完治しなかった子供が、その乳酸菌系のサプリメントを二ヶ月飲んで治ってしまったわけです。ますますこれは医食同源、関係があるな、と思うきっかけになった出来事です。

 ですから私の医院では患者さんの個々の栄養バランスをきちんと把握するために、髪の毛を切って毛髪分析という分析をいたします。そしてその人のミネラルやビタミンのバランスを見てみるわけです。それからお通じやその他もろもろの問診をよく取らしていただきまして、必要であれば乳酸菌系のサプリメントも使ってみるということもします。もちろんそれ以上に食べ物をしっかり作ってもらって食べていくとことをお薦めするのです。そういったような話をよくしながら患者さんによくなっていってもらうように互いに努力します。根本的に体質を改善していきたいという方にはサプリメントをお勧めすることも行うわけです。

 実際こういうことをきっちりやっていきますと、臭い大便やガスが臭くなくなるのです。早い人は一日でなくなります。それだけおなかの中の環境が悪いとおなかの中にあるウェルシュ菌や大腸菌などの悪玉菌が増えて、腸内発酵ではなくて、腸内腐敗をはじめますから、それらの毒素が出てくるのです。そこでその毒素をきれいにするために人間は肝臓を一生懸命働かさなければならなくなります。ということはそれだけ肝臓が疲れるわけです。そこにストレスやいろいろ加わってきていて、さらにジャンクフードなどを食べてますます疲れるわけです。お酒も飲みますからもっと疲れる。そういった悪循環の中でみなさん悲鳴をあげながら生きておられますから病気にならないはずがないのです。

 花粉症ももちろんこうしたことがひとつの原因と考えられている現代病ですから、当然たくさんの方が症状を訴えることになります。当院の周囲は流動性の高い転勤族の方などが多数いらっしゃいますので、入れ替わり立ち代わり花粉症のご相談があり、ピーク時には待合室が花粉症の方ばかりということもあります。私も患者のひとりですから、つらい気持ちがよくわかるので早く治してあげたいと思う瞬間です。

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